ファッションは時代を映す鏡といいますよね。
時代時代で流行り廃りはありますが、どの時代でも中高生を中心に流行るスタイルがあります。
それが腰パンです。
中でも学校生活においてはジャージで腰パンをする学生が多いですよね。
今回のテーマは、なぜ学生にジャージ腰パンが流行るのか、その理由について迫ります。
腰パンって何?
「腰パン」とは、その名の通りパンツを腰の位置で履くスタイルのことです。
腰パンはアメリカ発祥であり、刑務所で囚人たちに着用させる囚人服が元になっています。
刑務所では、自殺や凶器として使われることを防ぐためにベルト無しであったため、自然と腰パンになりました。
そして、パンツを下げたルーズなシルエットとなるこのスタイルは、1990年代のヒップホップ文化に繋がります。
当時のアーティストたちがこの腰パンスタイルを取り入れたことで、世界中の若者に広がっていきました。
その影響は日本にも渡ります。
学生達はズボンを腰で履き、ベルトをギリギリの位置で締める腰パンのスタイルが定着しました。
ジャージの腰パンはただの運動着じゃない!
「ジャージ」と聞いて思い浮かべるのは、体育の時間や部活動。
しかし、学生においてジャージは単なる運動着ではありません。
日本の学校は制服や学校指定のジャージがあるケースが多いですよね。
どの生徒も同じ服装をしていると、オシャレをしたくても個性を出すことが出来ません。
そのため、制服やジャージで個性を出すには着こなし方を変えることになります。
結果的にどの時代も腰パンスタイルが生まれる訳ですね。
もちろん学生みんなが腰パンをする訳ではありません。
ただ、どの時代も腰パンをする学生はいますよね。
それは、腰パンは学生達のおしゃれ、表現手段となり得るからです。
特にジャージは部活動などで学校指定のジャージ以外も着れるケースがあります。
ジャージ腰パンならより個性を出しやすい訳ですね。
特に学生に人気なジャージはadidasや、Nike、PUMAなどでしょう。
価格も比較的安価なことからPUMAを選ぶ学生は多いです。
そこから生まれたのが「プージャー」という言葉ですね。
腰パンがどの時代も流行るのには理由があります。
ジャージ腰パンは、ラフなスタイルから自由を感じられます。
しかしオシャレを意識するならやりすぎは禁物です。
極端に下げるのではなく、やや下げるくらいの腰パンがオシャレに見えます。
TikTokやInstagramを見ると様々なジャージ腰パンのスタイルが見られるので、参考にしてみるのも良いですね。
あなたも、腰パンとジャージを取り入れて、自由なスタイルを楽しんでみてはいかがですか?