なぜ腰パンはダサいと思われるのか?賛否両論!【40代男性の口コミ編】

若い世代を中心に流行りやすい腰パン。

世代によって見方や考えも異なります。

今回は腰パンについて40代男性に対し独自調査した口コミについてまとめてみました!

腰パンについて【40代男性Cさんの口コミ】

腰パンは若い頃にさんざん流行っていたし、私もそれなりに取り入れていたが、中にはパンツの3分の1くらい見える履き方の男性もいて今考えると何が良かったのか分からない。

パンツ丸見えな状態はカッコいいとは思えない。

結構だらしない感じで多くは地方の現業の人や不良学生、早い話が悪ぶってる昭和文化の象徴的なところはあったかと思う。

例えば昭和の男子小学生はハイソックスに短パンが通常でモモは丸出しで寒いという装いであったが、今振り返ればただ寒いだけであれもよくわからず、私と同世代の女子においては金髪、短いスカート、ルーズソックス、コギャル文化というものもった。

あれも今や黒歴史だろう。

2020年代においてはVHSビデオテープがもう劣化して見れなくなってしまうということで思い出を残そうという需要や商法が流行っているというニュースを最近見た。

レンタルビデオ文化ですら干支一周くらいしかも持たないものである。

皆が普通とか伝統、カッコいいと思うものは意外と短命で構成から振り返ると、それ故にあれは何だったんだろう、恥ずかしい気もする。

腰パンについても同様で、まあいいかとノスタルジックな気分になったりもするだろう。

腰パンについて【40代男性Nさんの口コミ】

昔、30代のころ友人が腰パンでパンツをかなり下げるタイプの腰パンをしていて、階段を上る際に足が上がらず、足を踏み外して階段から転げ落ちたことがある。

私個人としては腰パンは平たんな道であることが条件のファッションの在り方になり、階段のような上り下りをする場面においては最低のファッションであるというのが私の腰パンに対する印象である。

だから最近の腰パンはパンツをずり下ろすというタイプは流行していないように見え、歩きやすさと階段を考慮した腰パンが流行しているように見える。

おそらくだが、腰パンの最大の弱点である段差というものを克服することでファッション性を重視したおへそが見えるだけの腰パンというのが流行しているように見える。

現在はパンツを極力下ろすタイプの腰パンは流行していないのだろう。

私としては腰パンをしてみたいとは思えない。

階段を転げ落ちてけがをした友人を見る限り、腰パンは命がけのファッションに思え、そこまでして個性を見せようと思わないというのが本音である。

腰パンについて【40代男性Lさんの口コミ】

腰パンで思い出すのは2000年代、トランクスが半分見えていた地方私立大学生の友人の彼の姿です。

結構なビンテージ物のジーンズをかなり落として履いていました。

少し前はちびTシャツみたいなものが流行っていて出臍もトランクスの柄もメーカーもしっかりまる見えまる分かりだったのですが、この頃はBボーイ的なダボッとしたトップスに合わせて着ていました。

時代が下って最近になって彼と再会する機会があったのですが、最近の若い男子のような小綺麗さっぱりな格好になって小綺麗なおじさんになっておりました。

服は基本モノクロで清潔感があり、髪も黒色ツーブロック。

ですが、最近の子らがダボッとした服を着ているのと同様でやはりパンツは腰で履いていたので、「その履き方、相変わらずじゃないか」と他意もなくぶつけてみました。

すると、彼は「わかってるね」と返してくれました。私は彼は潔いなと思いました。

時代が変わって表面的なところは多少変わっても腰パンの流儀は変わらない。

変わるものと変わらないもの。彼の芯の強さを感じました。

腰パンについて【40代男性Sさんの口コミ】

20数年ほど前には、「デニムは腰で履け」などという言葉が(当時としては)お洒落な人の間では流行った時期がありました。


要は腹の辺りじゃなくて、腰の辺りで裾などを合わせるとジャストフィットしてお洒落に見えるという事なんだろうと思うが、その派生系から「腰パン」が生まれてしまったと考えられます。


これが行き過ぎた結果、当時のセンターGUY(死語)なんかはもうズルズルに下げきって文字通りのパンツ、つまりアンダーウェアが見えてしまっている状態の着こなし方をしだすという事態にまで発展していました。


今考えるとダサいなんてレベルではないのですが、そこまでは行かないほどの「腰パン」は、着こなすのに向いた履き方だったのではないかと今から振り返ると考えられます。


というのも、本来ジーンズ・デニムパンツは日本人の体型には合ってないという話があります。


かのエドウィン社やビッグジョンなどのメーカーは日本人の体型向けに合うデニムパンツを開発したほど、デニムと日本人の体型は相性が悪いのです。


その日本人の体型には合わないデニムを「腰で履く」「腰パンする」ことで着崩すことで着慣れてる感を出していたと思われます。


すっかりダサいものとなってしまった腰パンではありますが、現在流行りのルーズフィットやワイドフィットのような下方向を太めに見せるシルエットに通ずるものがあり、現在の流行にも脈々と受け継がれたものと考えることも出来ます。